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![]() 学生時代が愛しいと思うのはどうしてだろう 自分の母校にたまに足を向けてみる 中学生で頼りなかった後輩が最上級生になっていて 自分が制服を纏っていないことに未だに違和感を覚える 錆びた校門も 汚れた校舎の外壁も なにもかも、変わらないまま、 ただ生徒を送り出す学校 教師たちのそれもまた変わらない ただ、学生であった自分 大勢のなかの一人の自分 そんな自分にも沢山のドラマがあり涙もあった 忘れられない学生時代 抜け出して昼寝をした裏山も 遅刻してこっそり入っていった校門も 何もかも、克明に覚えている学生時代 最初は赤いランドセル そして黒い学生鞄 どれだけ鞄を薄くするか友達と競ったばかげた思いで 何もかもが愛しいと今なら思える学生時代 私は、私は人より長く学生でいたかったかもしれない 私は学生というポジションが愛しくて仕方がない |
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